ちょっと面倒なアイロンがけ

こんにちは。
ロンドン帰りのソーイング男子・店長のキッシーです。
大好きなテレビ番組「ソーイング・ビー」が終わってしまい、木曜日の夜は少し寂しいです。
コートが要らないくらい暖かいかと思ったら急に寒くなったり。
花粉症で春を感じながらも、まだまだ季節は冬のようですね。
皆さま、寒暖差にお気を付けてお過ごしくださいませ。
さて、洋裁で最も大切な事は・・・。ミシン掛け!!
というのはもちろんなのですが。
「アイロン掛け」もとっても大切な作業工程です。
専門学校時代に校長先生がいつも言っていました。
洋裁の要所要所でコマめにアイロン掛けする事で出来上がりにずいぶんと差が出ると。
少しぐらいのミシンの不出来もアイロンでカバー出来る!と教えて下さいました。
実際、アイロン掛けというひと手間をかけるだけでミシン作業もしやすくなり、時間短縮にもなります。
そして、なにより仕上がりが綺麗です!!
やはり、経験を積んだベテランのアドバイスですね。
洗濯後のアイロン掛け、なかなか面倒に感じる方も多いと思います。
綺麗にシワが取れなかったり、アイロンが掛けにくかったり。
特に子供服は小さいし、やりづらいイメージがあるようです。

そこで今日は僕がいつもお店でのアイロン掛けに使っているアイロン台のお話。
前置きが長い・・・ですね(笑)
お店では大きな普通のアイロン台を使う事はほとんどなくて
手で持てる卓球のラケットぐらいのアイロン台をいつも使っています。
それだと、大きなアイロン台を出す面倒もなくコンパクトなので
ベビーのワンピースなどは手のひらをアイロン台にしているような感覚で使えるので楽です。
また、長袖のお洋服の袖をアイロンする場合は「袖馬」と呼ばれる長細いアイロン台を使うと綺麗にアイロン出来ます。
フェイスタオルをまるめれば代用品として使えます。
襟のアイロンも丸みのある袖馬を使ってアイロンすれば綺麗になりますよ。
手提げバッグや巾着袋などの袋物を製作するときもあると便利です!
また、お洋服が少しだけ生乾きくらいの時にアイロン掛けすると
霧吹きを掛けなくても綺麗にシワが取れます。

お洋服の素材がコットン100%よりもポリエステルが入っているとお洗濯してもシワになりにくいのでご購入の際に素材を見てみるのも良いですね。
お気に入りのお洋服は、ずっと綺麗に着ていたいと思うので
ひと手間を頑張ってやりたいですね。
洗濯物を取り込んだ際に、その都度アイロン掛けすれば良いのですが、
僕はついつい溜め込んでしまい、1週間分のシャツやハンカチのアイロンを掛けることに(;’∀’)
新年度の目標、その都度アイロン掛けをする事!!
少しずつ、春夏物の入荷が始まりました!
またイタリアブランド「Malvi&Co」と「SPECIALDAY」からサンプル商品が届きました。
定価より60%~80%OFFにて提供させて頂いております。
渋谷、表参道にお越しの際は、是非お立ち寄りくださいませ。
皆様のお越しをアイロン掛けしながら、お待ちしております!!

オーダーの季節

こんにちは。
ロンドン帰りのソーイング男子・店長のキッシーです。
もうすぐ3月ですが、暖かくなったり寒くなったりで着る物に困りますね。
季節の変わり目の今、ちょうど次の秋冬のオーダーの季節です。
展示会に行ったり、ブランドから届いたカタログとにらめっこしたりしています。
お客様のお顔やどんなお洋服がご希望なのか、
今年の人気だったお洋服は何だったのか?など思い出したり考えたり。
大変な時間でもあり楽しい時間でもあります。
ヨーロッパの子供服の展示会と言えばイタリア・フィレンツェで開催される『Pitti Bimbo』が大きくて有名です。
開催場所はイタリア・フィレンツェの中央駅サンタ・マリア・ノヴェッラにほど近い、中世の建造物「バッソ要塞」の約6万平方メートルを会場に、沢山のブランドが集まります。
メンズ最大の見本市「Pitti UOMO」の開催でも有名です。

3日間、朝から夕方まで歩いて各ブランドブースを訪ね、交渉していきます。
コロナ渦の時は展示会の開催もなくなり、行く事も出来ず。
ブランドから送られてくるネットカタログからオーダーしていました。
お洋服のデザインは写真からでも分かりますが、
素材は難しく、特にニットはチクチクするかどうかは分からないのでオーダーするのは難しく悩むところです。
そのため、コロナ渦では今まで取引のあるブランドはオーダーしやすいですが、
新しいブランドを見つけることは至難の業です。
コロナ渦が開けて久しぶりのフィレンツェの展示会では
初登場のブランドもあり、TaKaKoではいくつかの新しいブランドを見つける事が出来ました。
行って良かったと思える瞬間ですね。
今季、夏物ではドイツ発・ラグジュアリーレザーバッグブランド『AIGNER』のキッズウェアが初登場致します!!
是非、お楽しみにお待ちくださいませ。
また、コロナ渦に方向転換をしたブランドも。
展示会には参加せずにネットオーダーのみになったブランドもいくつか。

東京にもヨーロッパ子供服の展示会がいくつか開催されています。

可愛いお洋服との出会い方も様々ですね。
「Pitti Bimbo』展示会にて
イタリアから送られてきた生地見本を見て考え中・・・
東京で開催された展示会にて。
イタリアブランド「Malvi&Co」のブースと頂いたプレゼント
少しずつ、暖かく春の陽気になってきたら、ぶらりとお散歩したくなりますね。
お散歩ついでにふらりとお立ち寄り下さいませ♪
春夏の可愛いお洋服達と一緒に皆様のお越しを心よりお待ちしております。

入園・入学準備ー手提げBagー

こんにちは。
ロンドン帰りのソーイング男子・店長のキッシーです。
以前ブログでも紹介致しました僕の大好きなテレビ番組「ソーイング・ビー」。
先日、優勝者が決まりFINALを迎えました。
始まった当初はパッとしなかった優勝者のアニー。
回を重ねる事にどんどん上手くなって、準決勝辺りから覚醒したような感じでした!
課題を重ねていくうちに技術や思考が向上していく様子を見られるのも「ソーイング・ビー」の醍醐味です。
そこで、本日も先週に引き続きソーイングのお話。
入園・入学準備の季節が到来。
生地屋さんは説明書片手に生地を探すお母さんが増えてきました。
最近ではご家族で探されている方もよく見かけます。

入園・入学準備で必ず必要なのが手提げバックですね。
物を沢山入れる事が多いので丈夫に作りたいです。
キルティングや帆布、デニム生地、TCウェザー(1月27日に書いたブログをチェックしてみてください)
あたりが適していると思います。
僕が作る時に必ず準備するひと手間が、バックの口に接着芯を貼る事です。
バックの口を堅くしっかりさせることで口が大きくしっかりと開くので物を出し入れしやすく
また見栄えも良いと思います。
幅5㎝ぐらいに切って、バックの口をぐるり一周貼って頂ければ良いです。
接着芯はアイロンの熱で着けられるタイプを使ってみて下さい。
僕は何にでも使えるように低温接着の物を使っています。
接着芯には白と黒がありますが、どんな色にも使える白をお選びになると良いと思います。
テカテカと光っている方が糊が付いている方です。
バックがほとんど出来上がり、最後に持ち手を付けますが
資材テープを持ち手に使う事が多いと思います。
資材テープにはコットンとナイロンの2種類があり、僕はコットンをオススメします。
ナイロン製は何度も使っているうちに重みに耐えかねてちぎれてしまう可能性が多いです。
その点、コットンタイプはそういう事が少ないのかなぁと思います。
僕がオーダーで製作する場合は、お客様からのご希望がない限り
バック本体の生地を持ち手にも使う事が多いです。
資材テープだと、バック本体と全く同じ色を使用するのは難しいので
バック本体と同じ生地で持ち手を作った方がしっくりくるためです。
あえてデザインとして色や素材を変える場合は資材テープを使用するもの良いですね。
お子様とお気に入りの生地を見つけて、
あれやこれやと考えるのも楽しい時間ですね。
いつでも、ご相談に応じますのでお気軽にお問い合わせくださいませ。

お天気の良い日には表参道、青山、渋谷辺りをお散歩ついでに
是非、お立ち寄りくださいませ。

入園・入学準備ー巾着袋ー

こんにちは。
ロンドン帰りのソーイング男子・店長のキッシーです。
今日は節分ですね。
子供の頃は近くのお寺に豆まきに行き、甘酒のような物を飲んで提灯を持って帰宅するという風習がありました。
今思うと情緒があって素敵な催しだったなぁと感じます。
年の数だけ豆を食べるのは、もう無理ですね(笑)

先週のブログ、入園・入学準備の生地選びに引き続き
本日はお弁当やコップ、お着換え等を入れる必需品である巾着袋について書いてみようと思います。
使い道が多い巾着袋。
製作の際にちょっとした一工夫をする事で使いやすくなる事も。

裏地を付ける事が多い巾着袋。
先週のブログでも書きましたが、裏地が表地よりも小さいと表地が引き攣ってしまうため
生地を水通しして一旦縮めてしまう事が必要です。
面倒なひと手間なので、裏地を表地より少し大き目にするのも良いと思います。

また、物を出し入れする時に中の裏地が一緒に外へついてきてしまう問題がありますね。
こんな風に↓
そうならないために、表地と裏地の底の部分の端っこを一緒に縫い止めておくと良いです。
下の写真の〇で囲んだ部分を中で縫い留めます。
巾着袋が出来上がったら最後は紐通しですね。
紐の先端を切ったままにしておくと使っているうちに、もけもけになりますよね。
これを防ぐために、紐の先端部分にセロハンテープをぐるり一周巻いて
巻いたセロハンテープの真ん中をハサミで切ると、ほつれにくくなります。
また、ほつれ止め液という便利な物もあるので切った先端に液を塗っておくのも良いですね。
簡単な補強方法なので、何度もお洗濯するうちに剥がれてしまう可能性もありますが。
出来上がり早々に、ほつれてしまうよりは良いかなぁと思います。
本格的な入園・入学準備シーズン到来ですね。
お子様の新しい生活の応援になるよう、一緒に頑張って作りましょう♪

入園・入学準備のご注文等は随時受け付けております。
どうぞ、お気軽にお問い合わせくださいませ。
鬼は外!福は内!!

入園・入学準備の生地選び

こんにちは。
ロンドン帰りのソーイング男子・店長のキッシーです。
留学中にノッティングヒルにあるポートベローマーケットでハンドメイド作品を売っていた頃、
メインにはコートやジャケットを製作し
レジ横感覚でお洋服よりも気軽に買って頂けそうな物として手提げバッグを沢山作っていましたが
あれから20年後、お子様の入園・入学用のバッグを楽しんで作っているなんて
あの頃の僕には想像出来ていなかったです。
そう、もうすぐ2月。
学校の入園・入学の説明会も始まり
少しずつ、入園・入学準備グッズのオーダー問い合わせが増えてきました。

そこで、今日は手提げバッグや靴袋等の入園・入学グッズに適した生地の事を書いてみようと思います。
生地の質感や触り心地など個人差がありますので
今からオススメする生地は長年、オーダー製作をしてきた中で僕の個人的感覚の話になりますのでご参考までに。
手提げバッグや靴袋の場合、重さのある物を中に入れるので
生地は丈夫な物が良いですし、生地自体が柔らかいと物を入れにくいので
ある程度の張り感があると良いと思います。
キャンバス生地や帆布生地もしっかりとして良いですが
分厚い物が多いので、何枚も重なると家庭用ミシンでは縫いづらいと思います。
そこで僕が、お客様に提案させて頂いている生地は
ポリエステル65%コットン35%のTCウェザーという生地です。
薄すぎず厚すぎず、適度な張り感もありシワにもなりにくいのでオススメです。
少し光沢感もあるので上品な仕上がりに。
又は、ポリエステルとコットンの配合が同じ生地のT/Cギャバも良いです。
こちらは生地の厚さは同じ感じですがTCウェザーよりも少し柔らかい印象です。
色の種類も豊富なのでどちらの生地にするかはイメージによってお選びになると良いと思います。
Takakoではアップリケや刺繍のご希望がほとんどなので、アップリケや刺繍をする事によって生地が突っ張りにくい張りのある無地のTCウェザーを選んでいます。
また、着替え袋やお弁当巾着などは薄手の生地が良いので
ポリエステル65%コットン35%のT/Cブロードをオススメ致します。
こちらも適度な張り感とシワになりにくいという特徴があります。
お洗濯の機会が多い袋物はシワになりにくい生地をお選びになられると樂です。
また、無地とプリント生地を組み合わせて作る場合に気を付けたいのが
お洗濯の際の生地の縮みによる歪みです。
異なる生地を組み合わせると生地の種類によって縮み具合が違うので
お洗濯の度に生地が歪んでしまう事がよくあります。
裏地を付けた場合も同じです。
表の生地と裏の生地の種類が違うと同じ現象がおこります。
そうならないためには、少し面倒ですが裁断の前に水通しして生地を一旦縮め
生乾きの時にアイロンで生地を整えると生地の伸縮が収まり
お洗濯の際の縮みや歪みが抑えられます。
是非、お試しくださいませ。
少しでもご参考になれば幸いです。
また、入園・入学準備の製作等でお悩みの方やお困りの方お気軽にご相談くださいませ。
僕でよろしければ、お伺いいたします!
お子様にとって不安と期待の新生活。
一番近くで見守ってくれる学用品で応援できればと思います。

入学式に何を着よう?

こんにちは。
ロンドン帰りのソーイング男子・店長のキッシーです。
僕はロンドン留学時に観たニコール・キッドマン主演の「ムーランルージュ」をきっかけに映画が好きになりました。
天井から降りてくるニコール・キッドマンの美しさに息を吞みました。
ロンドン中心部・ピカデリーサーカス辺りに上映から少し経った映画を安い値段で見られる映画館があり、
その名も「プリンス・チャールズ」。
時間が出来るとよく通っていました。
最近観た映画は「なんていう行き方!」シャーリー・マクレーン主演のコメディ映画。
インテリアや衣装がとってもお洒落でした。
映画からお洒落を学ぶ事も多いです。
フランス映画「ポネット」は子供達のお洋服の色の組み合わせがとっても可愛いです。
さて、1月も終盤。
ショールームには入学式に着るお洋服を探しにいらっしゃるお客様も。
入学式では、女の子はフォーマルなワンピースにボレロ。
または、ブレザーとスカートの組み合わせで制服っぽいコーディネート
最近は発表会のドレスのようなスタイリングも。
晴れの日ですから、心躍るスタイリングで出席したいですよね。
その日だけでなく、普段も出来たら着られたら嬉しいというお声も聞きます。

そこで、Takako的入学式コーディネートをご提案させて頂きます。
クラシカルでフォーマルと言えば薄手のウールのジャンバースカートにブラウス、カーディガンのコーディネート。
イタリア・フィレンツェの老舗フォーマルブランド「Caf」のワンピースは
Made in Italyの仕立ての良さと上質なウールが特徴です。
また、少しカジュアルさがありますが、襟付きの長袖ワンピースもオススメです。
襟が付いているとフォーマルな印象を与えてくれます。
こちらのワンピースは波型にスカラップされた襟に刺繍がデザインされていて上品な印象に。
コットン素材のワンピースなので通学にも着て行けます。
制服風なら、タータンチェックのスカートにブラウス又はポロシャツ、カーディガンがオススメです。
タータンチェックと言えば、トラディショナルな雰囲気を感じるのでフォーマルなシーンにはピッタリ。
ブラウスを合わせるのが定番ですが、
普段あまりブラウスを着る事がない場合、襟だけブラウスのようなデザインのポロシャツがオススメです。
お洗濯時のアイロンも襟だけで済みますし、何より動きやすく通学にも着て行きやすいです。
ドレス風でしたら、発表会ほど華美にならないようにサテンなどの光沢のある生地ではなくマットな生地やグレーや紺の抑えた色をお選びになると式典にマッチすると思います。
ボレロをオフホワイト等の明るい色にすると暗くならずフォーマルな雰囲気に。

お子様の心の中にもきっと着たいお洋服のイメージがあると思いますので
主役の希望に添いながら素敵なお洋服で新生活のスタートを切れると良いですね。

いつでもご相談下さいませ。
ご希望に合うよう、お洋服をご提案できればと思います。
お洋服の世界では春に移行しつつありますが、
季節はまだこれから本格的な冬の到来。
まだまだWinter Sale実施中です。
是非、嬉しい価格でお気に入りを見つけて下さいませ♪

よろしければ、僕にお手伝いさせて下さいませ。

Winter*Sale

明けましておめでとうございます。
昨年の9月から始めたオフィシャルブログ、読んで下さりありがとうございます。
毎週のブログのアップを楽しみにして下さる方がいらっしゃったらとっても嬉しいです!
今年も子供服にまつわるお話を色々と書けたらと思います。
改めまして、こんにちは。
ロンドン帰りのソーイング男子・店長のキッシーです。
5日間のお正月休みもあっという間に過ぎてしまいました。
ロンドンでは(たぶん欧米諸国はどこもそうかもしれませんが)
クリスマスがメインの行事なので日本のようにお正月休みという期間がなく
1月1日だけ「HappyNewYear!!」って感じに盛り上がって2日から通常通り。
クリスマス休暇で多くの人は実家に帰ったりして家族で過ごすので
年末年始の街はとても静かで寂しかった記憶があります。
それも、今となっては良い想い出です。

さて只今、Winter Sale開催中です。
皆様、SALEは好きですか?
僕は好きです!
お気に入りのブランドやお店のお洋服をお得に買えるって嬉しいです!
この冬のSALEでは何を買おうかなぁ~、いつショッピングに行こうかなぁとワクワクしながら考えています(笑)
今はかなり変わったかもしれませんが、
僕のロンドン留学中は若者に人気のデパート「SELFRIDGFS」や少し尖がったファッションなら「HerveyNichols」
クラシカルなファッションなら「Harrods」とショッピングのはしごをしていました。
ほとんどウィンドーショッピングですが(笑)
大人と違って子供服の場合、SALEでのサイズ選びは
次の冬にメインに着られるサイズを選ぶのが良いのかなと思います。
また、春先まで着られそうな薄手の物を選ぶとこれからの季節に重宝しますね!

本格的な冬の寒さはこれからなので
ぜひ、お気に入りのお洋服を見つけて下さいませ。
今年もヨーロッパの素敵なお洋服を沢山の方にご紹介したいと思います。
どうぞ、宜しくお願い致します。

渋谷、青山、表参道辺りにお越しの際は是非お立ち寄りくださいませ。
可愛いお洋服と一緒に皆様のお越しを心よりお待ちしております。

躊躇する?白

こんにちは。
ロンドン帰りのソーイング男子・店長のキッシーです。
明日はクリスマスイヴ。
暖冬だと思っていたら、年末にかけて寒い日が続いていますね。
北日本では降雪が続いているようです。
お気を付けてお過ごしくださいませ。
東京で雪が降るとしたら2月ぐらいでしょうか。
ホワイトクリスマスなんてことは、東京ではなさそうですね。
雪と言えば『白』ですね。
白いコートやワンピース、ジャケット等を着ている方を見かけるとカッコいいしオシャレで素敵だなぁと思います。
汚れなどを気にして、購入までに躊躇してしまいますよね。
子供服ならなおさら。
「すぐ、汚れてしまう」と真っ先に考えてしまいます。
しかし、白いアイテムって持っているととっても便利だと思います。
タートルやポロシャツやカーディガン。
プリントや色々な色のお洋服にも合わせやすく、
コーディネートがまとまるので本当はあるととっても便利です。
オーナーのタカコさんは、お洗濯がとっても上手で
『白』は汚れても洗いやすいから逆に樂よ。と言っています。
柄物や色物ですと、色落ちの心配がありますが、
『白』は汚れた部分だけを漂白剤を付けて洗うことが出来ますし、
漂白剤入りの洗剤で洗う事にも躊躇なく。
思ってるより簡単かもしれませんね。
少し話は変わりますが、
『白』って白に染めているってご存じですか?
染色の仕事をしていた父からの受け売りですが、
元々の白は生成り色だそうです。
ナチュラルな白・生成り色の生地を蛍光色で染めるそうです。
日本は青みの強い蛍光色で、海外は赤みの強い蛍光色で白に染めるそうです。

日本は青みがかった白を好むそうで、いわゆるT-シャツの白だそうです。
清潔感がある『白』って感じがします。
欧米諸国では赤みがかった白を好み、いわゆるオフホワイトですね。
温かみのある『白』って感じです。
たしかに、ヨーロッパの子供服の白ってオフホワイトが多い気がします。
オフホワイトの方が蛍光灯のような真っ白より色なじみが良い気がします。
ヨーロッパに多いくすみピンクやブルーグレーにはオフホワイトがピッタリ合いますしね。
真っ白だとなんだか白だけが浮いているように感じがします。
しかし、お受験などのフォーマルなシーンでは青みがかった白の方が清潔感があり適切な感じがします。
また、濃紺色に青みがかった白を組み合わせた方がパキッとした印象になりますね。
同じ白でも面白いですね。
先週のblogで書いたように国や人種によって色の認識が違うのですね。

僕も白を使ってコーディネートを楽しめたらと思います。
とは言え僕も大好きな真っ白なドレスシャツを持っていますが登場回数は少ない方です。
やはり汚れが目立つのを気にして(笑)
躊躇せず、挑戦します☆

年内の営業も29日までとなりました。
師走のお忙しい時期かと思いますが
渋谷、青山、表参道にお越しの際は是非!お立ち寄りくださいませ。
可愛いお洋服達が皆様のお越しを心よりお待ちしております。

BLUEも色々

こんにちは。
ロンドン帰りのソーイング男子・店長のキッシーです。
先日、仕事帰りに渋谷のクリスマスイルミネーション・青の洞窟に初めて行きました。
パスタの「青の洞窟」が協賛しているのですね。
NHKホールにかけての一本道がブルー一色に。
顔までブルーになってしまっているような気がしました。
今年はマーケットや出店もあり賑わっていました。
Blueと言えば、ヨーロッパの子供服にはいろいろなBlueが使われています。
12色の色鉛筆にある水色や青色とは違い、くすんだブルーから色鮮やかなブルーまで。
特に多い色はグレーがかったブルー、ブルーグレー色です。
子供服には少し地味に感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、
このブルーグレー、12色にある水色よりも結構日本人に似合う色ではない僕は感じています。
少しグレーが入る事によって、色合いに落ち着きと上品さが加わるような気がします。
また、ここ最近は『アナと雪の女王』の影響からか女の子の好きな色にブルーが増えているようですね❆
僕の個人的に感じる事ですが、
ヨーロッパの人って子供だから、大人だから、この色!という発想がないのではないかと思います。
子供服もファッションとして捉え、大人顔負けの配色や色使いが多いなぁと展示会で感じます。
そんな中、Takakoではあまりにも大人っぽい物は選ばないように
子供の頃だからこそ、似合う色やデザインを吟味してセレクトしています。
少し、話が逸れるかもしれませんが。
瞳の色の違いで色の見え方が違うとか?
ずいぶん前に、イタリアブランドから仕入れていた紺色のベロアと同じ物をどうしても手に入れたいと思い
色々と探したのですが、同じ物を見つける事が出来ないのなら作ろうという事に至りました。
好きな色に生地を染めてくれる会社を見つけ、
サンプルとしてイタリアブランドの紺色のベロアをお渡しして生地を染めてもらいました。
しかし、出来上がった生地の色はサンプルとは若干違う紺色。
何度か試して頂きましたが、同じ紺色にはならなかった記憶があります。
ある人からのアドバイスによると、染料の違いもあるかもしれないけど、
イタリア人と日本人の目の色の違いが色の捉え方の違いに関係あるとの事。
職人さんの技術だけではどうにもならない事なのかもしれません。
面白いですね~。
同じようにきっと、着物の染色などは日本人にしか出来ないのかもしれませんね。
こんな綺麗なロイヤルブルーも。
沢山の色のお洋服に囲まれていても目が癒されるヨーロッパの色たち。
是非、ショールームにお立ち寄り頂きみなさまにも感じて頂けたらと思います。

年末のお買い物のお出掛けついでに、ふらりとお立ち寄り下さいませ。
お待ち致しております。

教室通いに何を着て行く?

こんにちは。
ロンドン帰りのソーイング男子・店長のキッシーです。

表参道はクリスマスイルミネーション一色です。
交差点付近にはDiorのポップアップショップが出来ていてイルミネーションがとっても綺麗でした。
イタリアブランド『special Day』の雪の妖精のようなチュールドレス。
「Dior」の雰囲気を感じるのは僕だけでしょうか?
さて、11月に私立の幼稚園や小学校受験が終わり
今月から新たにお受験の勉強が始まるようです。
Takakoでは、お受験準備のための教室通いのお洋服を探しにいらっしゃるお客様も多く
ご相談を受ける事もあります。

受験本番に着るお洋服をカジュアルにした感じをイメージしてみると良いと思います。
襟が付いていて、色は紺色かグレー。
女の子ならワンピース。
男の子ならポロシャツと無地のズボン。
お教室にもよりますが
まずは、初めの一着はこのコーディネートをご用意頂ければ大丈夫だと思います。
お子様はポロシャツ等の襟の付いたお洋服に着慣れていない場合、
襟を窮屈に感じて嫌がる事がありますので
普段から襟の付いたお洋服を着て勉強する事に慣れる事が良いかと思います。
色は紺色を基本にグレーや水色をお選びになられるお客様が多いですが
ピンクや赤がダメという訳ではないです。
素材は季節によって
夏はコットンやポロシャツに使われる鹿の子素材など。
冬は裏起毛のコットン等に。
女の子でしたら、ポロシャツやブラウスにジャンバースカートを合わせても良いと思います。
当店ではイタリアブランド「NicolettaFanna」の襟に刺繍がされたワンピースがオススメです。
お客様からも着やすく上品という事で好評です。
また、男の子のポロシャツもシルエットも綺麗で素材も着やすくオススメです。
自宅でお洗濯も出来ます。
洗濯ネットに入れて出来れば手洗いコースで洗って頂き
襟の部分だけでもアイロンをかけて頂ければ大丈夫です。
また同じくイタリアブランド「Malvi&Co」のワンピースもオススメです。
こちらはスッモク刺繡が上品で可愛いワンピース。
お教室通いに選ぶお客様も多いです。
*追記
ヨーロッパのワンピースにはポケットが付いていないことが多いので
Takakoでは、ご希望のお客様にはポケットを付けるお直しをしております。
お洋服の両端の縫い代があれば、大体のお洋服にポケットを付ける事が出来ます。
または、安全ピンでお洋服に付ける移動式(外付け)ポケットを使用するのも良いです。
こちらも、Takakoでは紺色の撥水生地(濡れても平気なように)でお作りしています。
初めての事でご不安な事もあると思います。
お気軽にご相談くださいませ。