展示会・Pitti Bimboレポート

こんにちは。
ロンドン帰りのソーイング男子・店長のキッシーです。
先日、評判の映画『国宝』を観に行ってきました。
3時間の上映時間に不安を抱えながら・・・
一人の歌舞伎役者が人間国宝となるまでの波乱万丈な一代記。
血筋か芸の才能か。
世襲制が当たり前の世界で、どちらが優るのか。
俳優さんたちの熱量がスクリーンから溢れ出る映画でした。
上映後は客席から拍手が沸き起こりました。
引き込まれ、気付けば3時間経っていたという感覚でした。
観終わり帰宅してからジワジワと色々と想いや感想をめぐらしていました。
さて、フィレンツエで開催された子供服の展示会「PittiBimbo」から帰って来たタカコさんとマリナちゃん。
色々と報告を受けました。
今回はイタリアとポルトガルから新しいブランドを見つけて来たそうです。
イタリアからは14才(160㎝)サイズまであるブランドを。
ポルトガルからはとにかく肌触りが良い素材を使ったブランドを。
来年の夏が楽しみです。
今回、久しぶりにフィレンツェの展示会に行ったタカコさん。
創業当時の想いを色々と思い出したそうです。
今から48年前、東京には片手で数えるほどしかなかったヨーロッパの子供服のお店。
ヨーロッパの長い文化の中で培われた歴史の中で生まれた洋服たち。
実際に現地に出向き、目で見て手で触れ吟味してセレクトした子供服を
一人でも多くのお客様に知ってもらいたいという思いが
今まで続けてこられた原動力であり、
その想いは、今回の展示会に行った事でさらに強く感じたそうです。
世界情勢は大きく変わり例年になく展示会の規模は小さくなりましたが
ブランドも世代交代をし、ブランド創業者の子供達によって引き継がれた
ヨーロッパの文化を背負った子供服をTaKaKoとして次の世代にも伝えていきたいと。

以上、タカコさんの想いを書かせていただきました。
創業当時・原宿にあった頃のTaKaKoの写真です。
オンラインショップや青山のショールームから
そんな想いが少しでも皆様に伝わって下されば嬉しいなぁと思う僕でした。