地球に優しい洋服って?

こんにちは。
ロンドン帰りのソーイング男子・店長のキッシーです。
昨日の中秋の名月はご覧になられましたか?
次回の満月での中秋の名月は7年後だそうです。
少しずつ過ごしやすくなり、夏の暑さで疲れた体に優しい季節がやって来ました。
優しいと言えば、地球に優しく・SDGsですね。
僕も「優しそう」とよく言われます(笑)

環境だけでなく、人権、差別、貧困等のあらゆる問題や課題を解決するための持続可能な行動をしよう!
という目標でSDGsと言う言葉は生活の中に浸透してきていますね。
エコバッグや水筒を持つことが当たり前になってきたり
お洋服の世界にもリサイクル等、SDGsの考えが浸透してきているようです。
ファッションの世界では、ずいぶん前から
ビートルズのポールマッカートニーの娘であるデザイナーのステラマッカートニーは動物愛護の観点から
リアルファーやレザーの使用に反対していました。

今では、技術の進歩でフェイクファーやフェイクレザー(今はエコファーと呼ぶらしいですが。)が
リアルと引けを取らないほどの肌触りです。
もうフェイクという言葉が当てはまらない感じです。
TaKaKoでも取り扱っているエコファーポシェット。
TaKaKoではヨーロッパの持つデザイン性や着心地を大切にセレクトしておりますが、
何よりもヨーロッパのお洋服を日常着として触れて欲しいと考えているので
お洗濯が出来るかどうかも大切な条件だと考えています。

そのため、冬のダウンコートもフェザーやダウンではなく
中綿の物を選んでおります。
今はポリエステルの中綿でも軽くて暖かいですし、
裏地にフリースを付けるなどの工夫もされています。

1回しか着なかったよりも、
気に入って何度も何度も着て下さる事もSDGsの一環だと思います。
また、夏物ではテンセルと言われる木材パルプから出来た化学繊維のお洋服もありました。
廃棄後は土の中で分解され自然に戻るため環境にやさしいエコ素材と言われています。
シルクのように柔らかく涼しいので夏物にはピッタリでした。
技術の発展をお洋服を通じて感じられるのも面白いですね。
「テンセル」使ったポロシャツとパンツ↓
また、TaKaKoで取り扱っているポルトガルブランド「Play Up」は
生地の生産からお洋服の縫製まで自国生産にこだわり
自社の農場で育てたオーガニックコットンやリサイクルコットンを積極的に取り入れたブランドです。
T-シャツ等のカットソー生地がとっても柔らかく、一度着るとハマるお子様も多いです。
因みに私も夏のT-シャツを着ていましたが、肌の一部のように着やすくてヘビーローテーションでした。
「Play Up」の商品はコチラの写真をクリック!↓
また、TaKaKoでの取り組みの一つにサンプル品の販売があります。
私たちがオーダーするために作られた展示会のサンプル。
展示会が終われば、サンプルたちの使命は終わり今までは行く場もなく廃棄されていたようです。
サンプルとは言え、売り物と同じようにちゃんと作られていて
誰かが着ていた訳でもなく、なんの問題もないお洋服達です。
ただ大体が一番小さいサイズで作られていたり、同じサイズしかないだけです。
そこで、少しでも可愛いお洋服達が喜んで着てもらえる子供たちの元へ行けたらと
サンプル品の販売を始めました。
一人一人の力は小さいかもしれませんが、まとまれば大きな力となると思いますので
出来る事をやって行けたらと思います。
サンプル商品はコチラの写真をクリックして下さい!↓
何かお探しの物やお洋服について分からない事がございましたら
お気軽になんでもお聞きくださいませ。

渋谷・表参道にお越しの際は是非お立ち寄りくださいませ。