HANDMADE

こんにちは。
ロンドン帰りのソーイング男子・店長のキッシーです。
もうすぐクリスマスですね!
サンタさんはきっと今頃、大忙しのことでしょう。
ふと思ったのですが、
大人だってサンタさんにプレゼントのお願いをしても良いのでは?
サンタさんにお願いして良いのは子供達だけなのでしょうか・・・(笑)
さて、話は変わりますが入学準備グッズのオーダーが増えてきました。
ハンドメイド作品の制作で僕が気を付けている事があります。
あくまでも僕の個人的な考えなのですが。
今日はそんなお話を。
専門学校の学生の頃から、いかにも手作りっぽい仕上げにならないように作りたいと思っていました。
クッキー等のスイーツやパンなどのハンドメイドと洋服などのハンドメイドは
同じようで微妙に人に与える印象が違うように感じていました。
そのため、なるべく既製服のような仕上がりを目指していました。
手作りでしか出せない温かみや人だから出来る微妙な力加減などは大切にしつつ
完成品は既製品のように。
それが、僕の目指すハンドメイド作品です。
イタリアブランド『Malvi&Co』のスモッキング刺繡やフランス刺繡は全て手刺繡による物ですが、
出来上がったお洋服は既製服です。
きっと、『Malvi&Co』のCEOやデザイナーさんも僕と同じような考えなのではないかと
勝手に思っています(笑)
手作りと既製品の境目は言葉では説明しがたい微妙なラインなのだと思います。
僕はその微妙なラインを目指したいです。
思うような出来上がりになっているかはお客様が感じる事だと思っているので、僕には分からないですが・・・
頑張ります!!

通学用コートとして好評のTaKaKoオリジナルコートの製作も
その微妙なラインを目指して作っています。
試着の際に感じたサイズ感を思い出しながら縫製時に微調整しつつ
出来上がったコートは既製服のように完成させたいと思っています。
入園・入学グッズの場合もお花や動物等の生き物の刺繍は機械のような均一的な物よりも
手刺繡だからこそ出せる微妙な力加減や糸の挿す方向などを考えて刺繍する事で
リアルで可愛い仕上がりになると刺繍担当のMarinaさんは言っています。
僕はバッグ等の形にする縫製担当ですので、
そこは既製品のような仕上がりを目指しています。
目指すはハンドメイドと既製品の調和のとれた融合!!
そんな感じで製作しております。
只今、刺繍のご注文が多く一旦受付を終了しており
また状況を見てご注文の再開をさせて頂く予定です。
その際は、ご注文をお待ちしております。
1年の締めくくりという事で、
今回のブログでは僕の個人的な想いを書かせて頂きました。

それでは、皆様
素敵なクリスマスをお過ごし下さいませ☆♪