ちょっと面倒なアイロンがけ

こんにちは。
ロンドン帰りのソーイング男子・店長のキッシーです。
大好きなテレビ番組「ソーイング・ビー」が終わってしまい、木曜日の夜は少し寂しいです。
コートが要らないくらい暖かいかと思ったら急に寒くなったり。
花粉症で春を感じながらも、まだまだ季節は冬のようですね。
皆さま、寒暖差にお気を付けてお過ごしくださいませ。
さて、洋裁で最も大切な事は・・・。ミシン掛け!!
というのはもちろんなのですが。
「アイロン掛け」もとっても大切な作業工程です。
専門学校時代に校長先生がいつも言っていました。
洋裁の要所要所でコマめにアイロン掛けする事で出来上がりにずいぶんと差が出ると。
少しぐらいのミシンの不出来もアイロンでカバー出来る!と教えて下さいました。
実際、アイロン掛けというひと手間をかけるだけでミシン作業もしやすくなり、時間短縮にもなります。
そして、なにより仕上がりが綺麗です!!
やはり、経験を積んだベテランのアドバイスですね。
洗濯後のアイロン掛け、なかなか面倒に感じる方も多いと思います。
綺麗にシワが取れなかったり、アイロンが掛けにくかったり。
特に子供服は小さいし、やりづらいイメージがあるようです。

そこで今日は僕がいつもお店でのアイロン掛けに使っているアイロン台のお話。
前置きが長い・・・ですね(笑)
お店では大きな普通のアイロン台を使う事はほとんどなくて
手で持てる卓球のラケットぐらいのアイロン台をいつも使っています。
それだと、大きなアイロン台を出す面倒もなくコンパクトなので
ベビーのワンピースなどは手のひらをアイロン台にしているような感覚で使えるので楽です。
また、長袖のお洋服の袖をアイロンする場合は「袖馬」と呼ばれる長細いアイロン台を使うと綺麗にアイロン出来ます。
フェイスタオルをまるめれば代用品として使えます。
襟のアイロンも丸みのある袖馬を使ってアイロンすれば綺麗になりますよ。
手提げバッグや巾着袋などの袋物を製作するときもあると便利です!
また、お洋服が少しだけ生乾きくらいの時にアイロン掛けすると
霧吹きを掛けなくても綺麗にシワが取れます。

お洋服の素材がコットン100%よりもポリエステルが入っているとお洗濯してもシワになりにくいのでご購入の際に素材を見てみるのも良いですね。
お気に入りのお洋服は、ずっと綺麗に着ていたいと思うので
ひと手間を頑張ってやりたいですね。
洗濯物を取り込んだ際に、その都度アイロン掛けすれば良いのですが、
僕はついつい溜め込んでしまい、1週間分のシャツやハンカチのアイロンを掛けることに(;’∀’)
新年度の目標、その都度アイロン掛けをする事!!
少しずつ、春夏物の入荷が始まりました!
またイタリアブランド「Malvi&Co」と「SPECIALDAY」からサンプル商品が届きました。
定価より60%~80%OFFにて提供させて頂いております。
渋谷、表参道にお越しの際は、是非お立ち寄りくださいませ。
皆様のお越しをアイロン掛けしながら、お待ちしております!!