男の子の可愛いお洋服を探して。
こんにちは!
ロンドン帰りのソーイング男子・店長のキッシーです。
バスケットボールのワールドカップが終わったと思ったら
次はラグビーのワールドカップが始まりましたね。
日本の大活躍を願って!!
さて、男の子のお子様を持つ親御さんから伺うお話の中で多いのが
「女の子の可愛いお洋服は色々とあるけど、男の子のお洋服は探すのが難しい」というお話です。
男の子のお洋服って、ストライプかチェック。
イラストはクルマか恐竜ぐらい・・・というイメージみたいです。
確かにピンクや花柄、可愛いイラスト等のデザインは男の子のお洋服ではあまり見かけません。
もちろん、赤い色のチェック柄や花柄のブラウス等もありますが、
お子様が着たがらない事も多いみたいです。
個人的には男の子が着る赤い洋服って似合うし好きなんですが。
本人は気に入って着ていても、保育園や幼稚園、学校の周りの子供達に何気なく「赤色は~とか、花柄は~みたいとか」何か言われてしまうと着たくない!と思ってしまうそうです。
僕も小学1年生の頃に似たような事を言われて、しょんぼりしていたら
担任の先生に「あなたのお母さんが、あなたに似合うと思って選んだのよ。
だから、周りに何か言われても気にしないでいいのよ」と言われた事が今でも心に残っています。
大人は気にしないでいられても子供の世界ではそう簡単ではないし、気にしないでいられるかは性格にもよりますし。
なかなか難しい問題だなぁと僕は思っています。
とは言え、男の子だってオシャレしたいし、こだわりもあります。
TaKaKoでは、そんな希望を少しでも叶えられたらと思い展示会では男の子の素敵なお洋服がないかと探しています。
例えばピンク。
ヨーロッパのピンクは少しグレーがかったスモーキーなピンクが多いです。
そんなピンクなら男の子も似合いやすく着やすいと思います。
またグレーはピンクとの相性も良いのでグレーのお洋服と組み合わせたりと
コーディネートでピンクのイメージを変える事も出来ますね。
またデザイン面でおススメするのが
スペインのカジュアルブランド「Mayoral」です。
すごくたくさんのコレクションがあり、個人的には女の子のデザインより
男の子の方が可愛いしオシャレなデザインが多いのではないかと思っています。
暗い所で光るイラストや、角度を変えると絵柄が変わるイラスト、布を開くと隠れたイラストが現れたりと
思わずクスっと笑ってしまうようなユーモアのあるデザインも多く、とても工夫されています。
デザインだけでなく着心地の良さもお子様にも好評です。
サイズ展開も18才サイズまであるのが嬉しいです。
僕もアウターやセーターなど18才サイズを着ています!
やはり着てみないと分からないのですが、着心地がとっても良いのです。
また、お手入れも簡単で洗濯機で洗えるのが嬉しいですね。
是非、一度スペインブランド「Mayoral」をお試し下さいませ。
↓下の写真をクリニックして下さい!!
男の子のお洋服探しやご質問などお洋服の事でしたら何なりとお気軽にご相談下さいませ。
お役に立てれば、とても嬉しいです♪
渋谷、表参道にお越しの際は是非お立ち寄りくださいませ。
僕とTaKaKoと子供服
こんにちは!
ロンドン帰りのソーイング男子・店長のキッシーです。
残暑厳しい毎日ですね。
オフィシャルブログを始めて今日で3回目。
ソーイング男子・キッシーってどういう人?という疑問に
少し自己紹介させて頂きます!
子供の頃から手先を使って細かい作業が好きだった僕は母の影響もあり
神戸の服飾専門学校へ。
卒業後、先生の勧めもあってイギリス・ロンドンでより深くファッションを学ぶため留学。
幸運な事にファッションデザイナーのアシスタントとしてアトリエでお手伝いする事になりました。
午前中は語学学校、午後からはアトリエという生活が始まり、
ロンドンファッションウィークやパリの展示会と夢に思い描いていたような心躍る毎日でした♪
ファッションウィーク期間中・某大使館にてショーの様子
そして、留学して2年経った頃、アシスタント同士、仲良くなった友人と
映画「ノッティングヒルの恋人」の舞台にもなったノッティングヒルにあるポートベローマーケットで場所を借りて
自分たちで作った洋服や小物等の雑貨を売る事をスタート。
とっても良い経験になりました。
3年間の留学後、僕は本帰国し上京。
紆余曲折あり、知人の紹介でオーナーのタカコさんに出逢いました!
その当時、原宿にあったTaKaKoはまるでヨーロッパの街角にあるような
赤い屋根と白いドアの可愛いお店でした。
中に入ると可愛いお洋服があふれるほどあり宝箱の中に入ったような雰囲気。
それまで、大人のお洋服しか関わってこなかった僕にとって子供服は未知の世界。
直ぐにヨーロッパの子供服の持つ可愛さや色使い、素材の良さに魅了されました。
またタカコさんやタカコさんのお母様の人柄にも惹かれ
気付けばもうすぐ20年に。
明後日18日は敬老の日。
9人のお孫さんがいるタカコさんは僕にとっては東京のお母さん的存在。
そんなタカコさんが今年で46年目になるTaKaKoへの想いを伝えたいとの事です。
下記、タカコさんからのメッセージです。
ヨーロッパ文化のいっぱい詰まった歴史の博物館のような街並みの中で育まれ駆け回る子供達に憧れて
日本にもヨーロッパの子供服を届けたいとブティックTaKaKoを原宿に1977年の秋にオープン致しました。
遠い国々との連絡の手段としてやっとFAXが使えるようになり個人輸入の始まりの時代でした。
洗練されたヨーロッパブランドは質、色、デザイン等に学ぶ事が限りなくあり
多くの子供達に体感して喜んで頂きたい思いで直接、現地展示会(パリ、フィレンツェ、ロンドン、ケルン)にて
商品を選び続けて参りました。
やがて輸入子供服の取扱店も増加して
ヨーロッパ各国で開かれる展示会にも日本からバイヤー、メーカー、デザイナー等デパートをはじめ
多くの人々が一堂に集結し、それは華やかな時期が続きました。
生活習慣、体型、環境の違いを考慮しながら生産者と話し合いながら仕入れを進める事、
それは楽しい作業でありました。
私の結婚、育児、仕事と追いかけられた日々もまもなく開業46年となります。
直面する困難な問題は絶え間なく襲ってきました。
今日では世界の状況も著しく変化してまいりました。
しかし、すでに親子3代に渡ってTaKaKoにお越し頂いているお客様や
貴重なご意見をお教え下さった多くの方々に支えられ今日まで続ける事が出来、感謝一杯でございます。
広く世界を知ることで失ってはならない文化の本質、理念など大切な継承すべき価値ある物を
子供たちの生活の中で自然と身に着けるチャンスを子供服を介して少しでも役立つならと願い続けています。
幸い、私の娘と心からお店を愛している青年・キシ君がお店を継続してくれることになりました。
皆様の信頼にお答えできるように努力を続け
多くの子供達にお洋服をお届けできる事を願っています。
これからもTaKaKoを宜しくお願い致します。
-・-・-・-・-・-・-・-・-ー・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・- TAKAKO ARA
僕もタカコさんの想いを受け継ぎ
ヨーロッパ各国の素敵なお洋服をお届けできるように頑張ります。
ヨーロッパの子供服は小さい?大きい?
こんにちは!
ロンドン帰りのソーイング男子・店長のキッシーです。
バスケットのワールドカップ。
日本代表のハラハラドキドキの活躍で盛り上がりましたね。
バスケットの試合時間の10分があんなに長く感じるなんて知らなかったです!
日本と世界の差がどんどん縮まって来ているのを感じます。
さて、お客様からよくある質問の一つが
「ヨーロッパのお洋服って小さいですよね?」です。
袖丈や着丈が長いけど、身幅は小さいのではないか?という印象があるようです。
国それぞれにサイズ感覚の違いや特徴がございます。
全体的に小さめなのがフランスブランドです。
シルエットもタイトなデザインが多く、
お子様の年齢や身長、又は普段購入されているおサイズの
ワンサイズ上をお選びになるのがオススメです。
袖丈は折り返して頂ければと思います。
フランスブランド「Jean Bourget」↓
日本ブランドと同じようなサイズ感覚で
年齢や身長から選んで頂いても大丈夫ですよ!とオススメしているのが
イタリア・スペイン・ポルトガルです。
最後に大きめの作りのお洋服が多いのがドイツです。
シルエットもタイトなデザインは少ない印象があります。
生地も丈夫でしっかりした作りというイメージ。
お子様の年齢や身長に合わせたおサイズを選ぶと少しまだ大きいかなぁと感じます。
次のシーズンも余裕を持って着られる感じですね。
アイテムで言いますとスカートの着丈が
どの国のブランドも最近は短めの丈が多いです。
もう少し長いと良いのにと色々探すのですが。
丈が気になるようでしたら、
少し大きめのサイズを選んでウエストを縮めるのが良いかと思います。
また、冬ならレギンスやタイツを合わせると丈の短さが気にならずオシャレに着て頂けると思います。
TaKaKoが今まで取り扱ってきたブランドから感じた事ですので
ブランドやデザインによって違いはあるかもしれませんが
お洋服選びの際の参考にして頂ければと思います。
ヨーロッパの中でも国それぞれが持つ文化や感覚が
お洋服のデザインに反映されていると思うと面白いですね♪
皆さまは、どこの国のお洋服がお好みですか?
ヨーロッパ各国のお洋服をショッピングするにはコチラをクリック↓
お洋服のおサイズについて分からない事がございましたら
お気軽になんでもお聞きくださいませ。
渋谷・表参道にお越しの際は是非お立ち寄りくださいませ。
ヨーロッパのベビー服、前開きは少ない?
こんにちは! ロンドン帰りのソーイング男子・店長のキッシーです。
ショールームには出産祝いを探しにグーグル検索して
お越し下さるお客様が多くいらっしゃいます。
ヨーロッパブランドのロンパースを見て 妊婦の方や出産祝いを探しにいらっしゃるお客様からのご質問で
よくあるのが 「前開きのロンパースって無いのですか?」又 「スナップボタンではないのですね」というお声です。
確かに、ヨーロッパブランドのロンパースには
被りタイプ、又は後ろ開き等のデザインが多い気がします。
股下のボタンがスナップボタンではなく
ボタンホールに入れるタイプだったりと
可愛いけど着せづらそうという印象を受けるようです。
なぜ、後ろ開きが多いのか?
私も正確な理由は分かりませんが
20年近く子供服に関わってきて未だに後ろ開きが多いという事は
ヨーロッパでは前開きの要望が多くないという事なのでしょうね。
デザインする側の立場で私の個人的な想像で考えてみると
前にボタンが無い方がアップリケや刺繍の場所を考えずに
思い通りにデザイン出来るからなのかと。
機能性を重視する日本、デザイン性を重視するヨーロッパと
勝手に思っています。
なるべく展示会でも
前開き・スナップボタンのロンパースを探しておりますが
なかなか気に入った物が見つからないのが現状です。
その代わり、ヨーロッパらしい可愛いデザインの物や
脱ぎ着しやすいように上質なストレッチ素材を使用しているロンパースを取り扱っております。
また、股下のボタンがスナップボタンではなく
ボタンホールにボタンを通すタイプが多いのも特徴です。
忙しいママには面倒な問題ですよね。
この件は、以前ブランドの方に聞いてみました。
「どうして、スナップボタンにしないの?」と。
働くママが多い海外では
赤ちゃんと接する時間が少なくなる分
ボタンホールにボタンを通す手間をかける事で
赤ちゃんとのふれあいの時間を作っているとの事でした。
とは言え、スナップボタンの方が便利に決まっている!と思うので
なるべく展示会では理想のロンパースを探しています。
出産祝いや特別な日にはフォーマルな雰囲気のロンパースは
貝ボタンを使用しているデザインが多いですね。
どちらがどうという事ではなく
シーンによって使い分ける事であっという間に過ぎ去るベビーの時期を
色々なデザインのロンパースで楽しむのも良いかと思います♪
当店で出産祝いに人気のロンパースと言えば
イタリアブランド『Nicoletta Fanna』のロンパース。
襟には繊細で可愛い刺繍がデザインされ
どこか懐かしくクラシカルな雰囲気がプレゼントや
特別な日にオススメです。
被りタイプの貝ボタン・股下のボタンはスナップボタンです。
商品の詳細は写真をクリックして下さい。↑
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