リバティプリントって?

こんにちは。
ロンドン帰りのソーイング男子・店長のキッシーです。

ショールームのあるビルの斜め前にあるドーナツ屋さん「I‘m donut?」。
気温が寒くなった今日も行列です。
夕方近くになるとたまに行列が途絶える時があり、
先日ショールームのベランダからチェックして、買いに走りました!!
売り切れも多く種類は少なかったですが、念願の生ドーナツをゲットしました。
結構どっしりとした重さですが、食べてみると水分量が多く初めて食べる食感のドーナツでした。
甘さそうに見えて、意外にあっさりとして美味しかったです。
また、ベランダから様子をうかがって・・・。
そんな行列が出来るほどではないですが(笑)
Takakoで人気のブランドはイタリアから届く「Nicoletta Fanna」です。
取り扱いを始めて30年近くのお付き合いになります。
マダム・ニコレッタさんがデザインして全てイタリア生産にこだわったブランド。
ジャーナリストだったニコレッタさん、40代を過ぎた頃
大好きな刺繍を仕事にしようと思い立ち、仕事を辞めて自身の名前を付けたブランドを始めました。
こだわりの刺繍と上質なコットンやリバティプリントを使ったお洋服がとっても素敵なブランドです。
その、リバティプリント。
日本でも、とても人気の高いファブリックブランドです。

ロンドン中心部にある1875年開業の老舗のデパート・Liberty。
1924年に建造された木造の外観がとってもオシャレなデパートです。
僕もロンドン留学中にはよく遊びに行きました。
デパートの入口にある花屋やグランドフロアにあるリバティプリントを使って作った雑貨達。
2階に上がれば世界各国からセレクトされたインテリア雑貨。
さらに上がれば、最先端ファッションのフロアーとずっと滞在していたくなるようなデパートです。
そのLibery社が扱っているファブリックがリバティプリントです。
毎年いろいろなテーマがあり、その中からとっても沢山のデザインが生み出されています。
どのデザインにもストーリがあり、その世界観やイラスト、色使いにうっとりします。
最近では、キティちゃんやピーターラビットをモチーフに使ったり
ハリウッド俳優のジョンマルコビッチがデザインしたりしています。
デザインだけでなく、リバティプリントが愛される一つが上質な生地です。
コットンの中のシルクと呼ばれるタナローンを使っています。
一般的なコットンよりも薄く柔らかいコットンです。
シワにもなりにくく、アイロンもかけやすいのが僕は気に入っています。
値段は1メートルあたり、一般的なコットンの4倍ぐらいはするでしょうか。
肌への触りがとっても気持ち良い生地ですし、それだけの価値はあると僕は思います。
子供服だけでなく、大人のブラウスやシャツ、コートの裏地に使わる事も多いリバティプリント。
実は、イギリスでプリントされているかと思っていたら最近は日本でプリントされているそうです。
日本の染色技術が優れているためだそうで、ほとんどのコレクションにはprinted by Japanと記載されています。
日本の職人技術ってすごいですね。

そんな、イギリス・日本・イタリアの三ヶ国が作り上げたリバティプリントのワンピース。
今季も素敵なデザインで入荷致しました。
是非、チェックしてみてくださいませ。
やっと冬らしい寒さがやってきましたね。
体調を崩さないようにお気を付けてお過ごしくださいませ。
素敵な冬のお洋服が沢山ヨーロッパから届いています!
渋谷、青山、表参道辺りにお越しの際は是非、お立ち寄りくださいませ。
お待ちいたしております。

シャーリングとスモッキング刺繡

こんにちは。
ロンドン帰りのソーイング男子・店長のキッシーです。
先日、DVDを借りてソフィア・コッポラ監督の「マリーアントワネット」を観ました。
公開当時は賛否両論あったそうですが、
マリーアントワネット演じるキルスティン・ダンストが好きな僕にとっては
ビジュアルがガーリーで可愛いらしく、ちらりと映るコンバースのスニーカーも違和感なくて。
好きな作品でした。
また、同じマリーアントワネットでも遠藤周作さんの小説「王妃・マリーアントワネット」は
彼女の言った言葉として有名な「もしパンがなければケーキを食べればいいじゃない」に代表されるような
イメージではない彼女の姿を知れて、とっても面白かったです。
あっという間に読み終えた記憶があります。
実は、そのマリーアントワネットが世間に流行らせたファッションの一つがシャーリングワンピース。
その当時、シャーリングのお洋服は寝間着やリラックスするためのお洋服だったそうです。
ある時、マリーアントワネットはシャーリングのお洋服を着て肖像画を描いてもらいました。
それを見た市民は、「寝間着で肖像画になるとは何てことだ」と批判したそうですが
その後、貴族の間で流行り、市民にも広がったそうです。
今や、普通にワンピースの種類の一つとして存在していますよね。
シャーリングとは等間隔にミシンでステッチを入れてギャザーを寄せたデザインの事です。
下糸をゴムの糸にする事によって等間隔に綺麗にギャザーが入ります。
胸元や袖口などに入っている事が多いですね。
下糸がゴムのため、ギャザーが伸び縮みするため着やすいです。
それと似たようなデザインがスモッキング刺繡です。
こちらは生地に細かくひだを作り、そのひだ山に刺繍糸で幾何学模様等のステッチをいれていく手法のことです。
シャーリングのようにゴム糸で縫うのではないので伸び縮みはしませんが
ひだ山の上から刺繍糸で色々なデザインをする事が出来るのでアーティスティックです。
お花や動物、スウィーツ等、あらゆる物をモチーフにした可愛いスモッキング刺繡のお洋服が子供服には存在します。
シャーリングやスモッキング刺繡をする際に
生地がチェック柄やストライプだと目安になりやすく作りやすいのですが
無地の場合は真っすぐステッチを入れるのが難しく高度な技術が必要になります。
シャーリングはミシンがほとんどですが、
スモッキング刺繡の場合はミシンと手作業のどちらもあります。
ミシンだと機械なので一定の同じ力で刺繍をする事になり
手刺繡の場合だと、編み物と似ていて手加減が自由に出来るので仕上がりがふんわりと立体的になるそうです。
Takakoでは、ずっと長くお付き合いして頂いているイタリア・フィレンツェのブランド「Caf」から
職人さんによるスモッキング刺繡のワンピースを仕入れていたのですが、
イタリアでは職人達の数も減り、生産が難しくなってきたとおっしゃっていました。
また、同じくイタリアブランド「Malvi」もスモッキング刺繡は全て手刺繍ですが
フィリピンで作業しているそうです。
手作業によるふんわりと暖かい刺繍が味わえなくなるのは寂しいですね。
僕も一度は挑戦してみたいと思い、キットを買ったままに・・・。
お正月のお休みにでも挑戦してみようかな。

是非、職人さんによる手仕事のぬくもりや技術を感じてみて下さい。
急にひんやりと肌寒くなってきましたね。
冬物のお洋服、種類もサイズも豊富に入荷しております。
渋谷、青山、表参道にお越しの際は是非お立ち寄りくださいませ。
ビルの5階ですが、皆さまのお越しを心よりお待ちしております!

中綿ダウンベスト、いつ着たら?

こんにちは。
ロンドン帰りのソーイング男子・店長のキッシーです。
冬の気配を感じられないまま11月になりましたね。
子供の頃からドラマや映画が好きな僕は今でも毎週のドラマ鑑賞を楽しみにしています。
今期は『大奥』、『こたつのない家』『いちばん好きな花』『セクシー田中さん』『きのう何食べた』を観ています。
20代の頃、タイトルは忘れましたが木村拓哉さん主演のドラマの中で着用していた
チェックシャツにダウンベストのコーディネートがとってもカッコ良かった印象があり、
真似をしてみたくて、ブルーのダウンベストを買った思い出があります。
さて、話が長くなりましたが。
「中綿ダウンベストっていつ着たら良いのか迷う」というお声を聞く事があります。
ちょうど、今の時期がピッタリだと思います。
ちょっと肌寒く、昼間は暖かいけど夕方はひんやりな季節。
ニットのベストもそうですが、背中が暖かいとけっこう気温の変化に対応しやすいです。
暑くなって脱いでもダウンベストですと、かさばらないですし。
公園などで遊ぶ時も袖がないベストの方が動きやすく袖口が汚れる心配もなく
お子様には重宝するアウターだと思います。
気温に合わせてインナーを半袖や長袖に変える事で調節も出来て
以外に便利なアイテムですね!
TaKaKoでは今季の取り扱いはないのですが、
ベビー用のベストもあると便利だと思います。
袖を通すのも簡単ですし。
次回の冬物オーダーの際にはベビーのベストも探してみます!

TaKaKoにも中綿ベストの取り扱いもございますので
是非、チェックしてみて下さいませ。
季節の変わり目、気温の変化にお気を付けてお過ごしくださいませ。

渋谷、青山あたりにお越しの際は是非お立ち寄りくださいませ。
お越しをお待ちしております。

良い生地の条件とは?

こんにちは。
ロンドン帰りのソーイング男子・店長のキッシーです。
僕の大好きなテレビ番組「ソーイングビー」がEテレで放送されています。
ソーイング大好きな老若男女が集まり、ソーイング技術を競う番組です。
毎回出される課題に四苦八苦しながら取り組む姿や
参加者同士が協力し合う様子が見ていて楽しく、いつか僕も参加したいです!
英語の指示書が読めるかが問題ですけど(笑)
さて、秋冬物の入荷が本格的になり
オンラインショップに商品の詳細を登録している際にふと思う事が。
「肌触りが良く、気持ち良い生地です」と書きながら
本当にそう感じて僕は書いているのですが、
読んで下さっている方はどう思ってらっしゃるのだろう?
信じて下さっているのかなぁ?とふと考える事があります。
そこで、今日は僕の感覚での話しですが
良い生地ってどういう生地なのか書いてみたいと思います。
T-シャツやカットソーの場合、細い糸で目を詰めた織り方をしている生地は薄いけど丈夫です。
子供服に適しているので、良い生地だと感じます。
また、ゆるく織った生地は丈夫さよりも、ふんわりと柔らかく繊細な感じなので
日常着としては少し不安かも。
また、エラスティックやポリウレタンなどの伸縮性のある糸が5%ほど入っているストレッチ生地は
固すぎず程よい伸縮性を感じるのでおススメ!
また、リバティプリントに代表されるコットン生地・綿ローンは
コットンの中のシルクと言われていて、細い糸で織られているため
とっても柔らかくスムースで、お出掛け着にピッタリ!
生地の良し悪しを決めるのは糸の質と織り方という事ですね。
また、良い生地の特徴の一つにシワになってもアイロンをサラリとかけるだけですぐ取れるため
アイロンがかけやすいのも良い生地の特徴ではないかと僕は思います。

TaKaKoではオーダーの際には必ず洋服を手や指先で触り、感触や肌触りを確かめています。
余談ですが、良いお洋服は縫製の前の準備段階でのひと手間をちゃんとかけている事だと思います。
基本、縦糸と横糸で織り上げた生地は歪んでいることもあるので
水通しをしたり、霧吹きやスチームアイロンで生地を縮めて
バイアス方向(布目に対して斜め)に引っ張って縦糸と横糸を正しい向きに変える事が必要な場合が多いです。
それをしていないと、何度か着たり、お洗濯をした際にお洋服が歪むことになります。
何度着ても買ったままの状態を保ったお洋服は、きっとそのひと手間をしているのだと思います。
僕もロンドンでデザイナーさんのアシスタントをしている時に
必ず、生地の地直しを裁断の前にする事を教わりました。
これからも、ご購入頂いたお客様に買って良かったと思って頂けるような
素敵なお洋服を提供できるように頑張ります!!
本格的な冬がやってきますね。
まだまだヨーロッパから素敵なお洋服が届きます。
渋谷、青山にお越しの際は是非、お立ち寄り下さいませ。
お会いできるのを楽しみにしております。

お気に入りを長く着たい!

こんにちは。
ロンドン帰りのソーイング男子・店長のキッシーです。
通勤途中に香る金木犀が秋を感じます。
ヨーロッパ各国から届く荷物からも海外の香りを感じる事があります。
柔軟剤のような香りやカラッと乾いたような匂いや形容しがたいような独特の香りなど。
日本の空港に着くと醤油の匂いがするらしい?ですね。
海外に降り立った時に一番にその国を感じる物は香りなのかもしれませんね。
さて10月も中旬を過ぎ僕は衣替えをしました。
ここ数日の汗ばむ陽気に少し早かったかなぁと感じる今日この頃。
皆様はもう衣替え終わりましたか?
お子様の衣替え時期によく聞くのが
いざ、出して着せてみようと思ったら小さかった!
サイズアウト問題です。
大人はサイスが変わる事はあまりありませんが、
お子様の場合は去年と今年、夏を過ぎた今頃が特に背が伸びて成長している事が多く
去年着ていた物が急に着られなくなっていたって事もあるそうです。

大人物より少し早めにチェックしておく方が良いみたいですね。

お気に入りのお洋服が着られなくなった時の悲しさは僕もわかります。
「今年の冬もこれ着よう!」って思っていたのに・・・。
そこで、TaKaKoでは出来る範囲ですがリメイクやお直しを承っております。
例えば、コート。
ちょっとキツイけど着られそう。って時にはボタンを端にずらして付け直したり。

袖丈や着丈が短くなった場合は縫い代があれば、出すことも出来ます。
出せるほどの縫い代の生地がない場合は
ファーを袖に付け足して雰囲気も変える事もできます。
ワンピースの丈もお洋服の雰囲気に合わせて生地やリボン等を組み合わせて着丈を伸ばすことも出来ます。

先日は、冬の半袖ドレスをお直し致しました。
袖ぐり・脇の下がキツイだけで他は着られるという事でした。
ピアノの発表会で袖が無くても良いという事で
袖を取り、袖ぐりを下に切り取ってノースリーブのドレスに。

お気に入りのお洋服を少しでも長く着て頂ける事はお洋服にとっても嬉しい事ですし、
展示会で選び、皆様にお届けしている僕たちにとっても嬉しいです。

当店でご購入頂いたお洋服に限りますが、
いつでもご相談下さいませ。
より良い方法で少しでも長く愛用してもらえるますように。

ニットの選び方とお洗濯

こんにちは。
ロンドン帰りのソーイング男子・店長のキッシーです。
長い夏がようやく終わり、過ごしやすい季節になりました。
ニット好きの僕にとっては嬉しい季節の始まりです。
セーターやカーディガン、毛糸の色使いや配色、編み方等
カットソーでは味わえないデザインのバリエーションが楽しいです。
T-シャツなどのカットソーと違ってニット類が苦手なお子様も多く、
その理由の多くが「チクチクする~」です。

ウール100%やアクリルの割合が多すぎるとだとチクチクする事があります。
コットン100%のコットンニットや
ポリエステル、アクリル混合ウールや、カシミアやシルクがほんの少しでも入っているものをお選びになられると
チクチクさは軽減されます。
もちろん、上質なウールの糸の場合はふんわりと柔らかくチクチクする事はないです。
イタリア・ミラノブランド『J.OMilano』はニットが得意なブランドで
上質なウールを使用しているのでオススメです。
また、最近は技術の向上によりポリエステルやアクリル混合ウールでも肌触りがとっても良い物も沢山ございます。
TaKaKoではポルトガルブランド『Dr.Kid』がオススメです。
コットンやアクリル混合ウールが多く、デザインも個性的!!
TaKaKoでは展示会でのオーダーの際には手で触ったり、顔の近くに触れてみたりと
肌触りを直接確かめてオーダーするようにしています。
また、ニットを選ぶ際に躊躇してしまう理由の一つにはお洗濯が大変ではないかという事です。
僕は、ニット類・セーターにカーディガン、マフラー全般を自宅で洗っています。
洗濯機の手洗いコースでお洋服を洗濯ネットに入れ、おしゃれ着用洗剤で洗っています。
乾燥機にさえかけなければ、今まで一度も失敗した事がないので
気軽にお洗濯して頂ければと思います。
ドライクリーニングは薬品の匂いが気になったり、
何度か出している内に少し黒ずんでくるので、水洗いする方が気持ち良い感じがします。
何度も着て伸びかけた袖や首回りも水洗いする事で毛糸が元の状態に戻るので
綺麗なシルエットが長く保たれているように感じます。
また、素材がウールにポリエステルやアクリルが入っていると縮みにくいのでお洗濯しやすいです。
ふんわりとさせたい場合はリンスを入れると良いという事を聞いた事があります。
髪の毛と動物の毛は同じと考えるそうです。
僕は洗濯王子ではないので、絶対大丈夫!!とは言い切れないのですが
僕自身の経験上では、ほとんどのニットは家で洗って大丈夫でした。
特にお子様のお洋服はお家で洗えた方が良いですもんね。
気軽に洗って、冬のオシャレを楽しんでいきましょう♪
お洋服選びやお洗濯等、不安な事がございましたら
お気軽にご相談下さいませ。

地球に優しい洋服って?

こんにちは。
ロンドン帰りのソーイング男子・店長のキッシーです。
昨日の中秋の名月はご覧になられましたか?
次回の満月での中秋の名月は7年後だそうです。
少しずつ過ごしやすくなり、夏の暑さで疲れた体に優しい季節がやって来ました。
優しいと言えば、地球に優しく・SDGsですね。
僕も「優しそう」とよく言われます(笑)

環境だけでなく、人権、差別、貧困等のあらゆる問題や課題を解決するための持続可能な行動をしよう!
という目標でSDGsと言う言葉は生活の中に浸透してきていますね。
エコバッグや水筒を持つことが当たり前になってきたり
お洋服の世界にもリサイクル等、SDGsの考えが浸透してきているようです。
ファッションの世界では、ずいぶん前から
ビートルズのポールマッカートニーの娘であるデザイナーのステラマッカートニーは動物愛護の観点から
リアルファーやレザーの使用に反対していました。

今では、技術の進歩でフェイクファーやフェイクレザー(今はエコファーと呼ぶらしいですが。)が
リアルと引けを取らないほどの肌触りです。
もうフェイクという言葉が当てはまらない感じです。
TaKaKoでも取り扱っているエコファーポシェット。
TaKaKoではヨーロッパの持つデザイン性や着心地を大切にセレクトしておりますが、
何よりもヨーロッパのお洋服を日常着として触れて欲しいと考えているので
お洗濯が出来るかどうかも大切な条件だと考えています。

そのため、冬のダウンコートもフェザーやダウンではなく
中綿の物を選んでおります。
今はポリエステルの中綿でも軽くて暖かいですし、
裏地にフリースを付けるなどの工夫もされています。

1回しか着なかったよりも、
気に入って何度も何度も着て下さる事もSDGsの一環だと思います。
また、夏物ではテンセルと言われる木材パルプから出来た化学繊維のお洋服もありました。
廃棄後は土の中で分解され自然に戻るため環境にやさしいエコ素材と言われています。
シルクのように柔らかく涼しいので夏物にはピッタリでした。
技術の発展をお洋服を通じて感じられるのも面白いですね。
「テンセル」使ったポロシャツとパンツ↓
また、TaKaKoで取り扱っているポルトガルブランド「Play Up」は
生地の生産からお洋服の縫製まで自国生産にこだわり
自社の農場で育てたオーガニックコットンやリサイクルコットンを積極的に取り入れたブランドです。
T-シャツ等のカットソー生地がとっても柔らかく、一度着るとハマるお子様も多いです。
因みに私も夏のT-シャツを着ていましたが、肌の一部のように着やすくてヘビーローテーションでした。
「Play Up」の商品はコチラの写真をクリック!↓
また、TaKaKoでの取り組みの一つにサンプル品の販売があります。
私たちがオーダーするために作られた展示会のサンプル。
展示会が終われば、サンプルたちの使命は終わり今までは行く場もなく廃棄されていたようです。
サンプルとは言え、売り物と同じようにちゃんと作られていて
誰かが着ていた訳でもなく、なんの問題もないお洋服達です。
ただ大体が一番小さいサイズで作られていたり、同じサイズしかないだけです。
そこで、少しでも可愛いお洋服達が喜んで着てもらえる子供たちの元へ行けたらと
サンプル品の販売を始めました。
一人一人の力は小さいかもしれませんが、まとまれば大きな力となると思いますので
出来る事をやって行けたらと思います。
サンプル商品はコチラの写真をクリックして下さい!↓
何かお探しの物やお洋服について分からない事がございましたら
お気軽になんでもお聞きくださいませ。

渋谷・表参道にお越しの際は是非お立ち寄りくださいませ。

ヨーロッパの子供服は小さい?大きい?

こんにちは!
ロンドン帰りのソーイング男子・店長のキッシーです。
バスケットのワールドカップ。
日本代表のハラハラドキドキの活躍で盛り上がりましたね。
バスケットの試合時間の10分があんなに長く感じるなんて知らなかったです!
日本と世界の差がどんどん縮まって来ているのを感じます。
さて、お客様からよくある質問の一つが
「ヨーロッパのお洋服って小さいですよね?」です。
袖丈や着丈が長いけど、身幅は小さいのではないか?という印象があるようです。
国それぞれにサイズ感覚の違いや特徴がございます。
全体的に小さめなのがフランスブランドです。
シルエットもタイトなデザインが多く、
お子様の年齢や身長、又は普段購入されているおサイズの
ワンサイズ上をお選びになるのがオススメです。
袖丈は折り返して頂ければと思います。
フランスブランド「Jean Bourget」↓
日本ブランドと同じようなサイズ感覚で
年齢や身長から選んで頂いても大丈夫ですよ!とオススメしているのが
イタリア・スペイン・ポルトガルです。
最後に大きめの作りのお洋服が多いのがドイツです。
シルエットもタイトなデザインは少ない印象があります。
生地も丈夫でしっかりした作りというイメージ。
お子様の年齢や身長に合わせたおサイズを選ぶと少しまだ大きいかなぁと感じます。
次のシーズンも余裕を持って着られる感じですね。
アイテムで言いますとスカートの着丈が
どの国のブランドも最近は短めの丈が多いです。
もう少し長いと良いのにと色々探すのですが。
丈が気になるようでしたら、
少し大きめのサイズを選んでウエストを縮めるのが良いかと思います。
また、冬ならレギンスやタイツを合わせると丈の短さが気にならずオシャレに着て頂けると思います。
TaKaKoが今まで取り扱ってきたブランドから感じた事ですので
ブランドやデザインによって違いはあるかもしれませんが
お洋服選びの際の参考にして頂ければと思います。
ヨーロッパの中でも国それぞれが持つ文化や感覚が
お洋服のデザインに反映されていると思うと面白いですね♪
皆さまは、どこの国のお洋服がお好みですか?
ヨーロッパ各国のお洋服をショッピングするにはコチラをクリック↓
お洋服のおサイズについて分からない事がございましたら
お気軽になんでもお聞きくださいませ。

渋谷・表参道にお越しの際は是非お立ち寄りくださいませ。

ヨーロッパのベビー服、前開きは少ない?

こんにちは! ロンドン帰りのソーイング男子・店長のキッシーです。

ショールームには出産祝いを探しにグーグル検索して
お越し下さるお客様が多くいらっしゃいます。

ヨーロッパブランドのロンパースを見て 妊婦の方や出産祝いを探しにいらっしゃるお客様からのご質問で
よくあるのが 「前開きのロンパースって無いのですか?」又 「スナップボタンではないのですね」というお声です。
確かに、ヨーロッパブランドのロンパースには
被りタイプ、又は後ろ開き等のデザインが多い気がします。
股下のボタンがスナップボタンではなく
ボタンホールに入れるタイプだったりと
可愛いけど着せづらそうという印象を受けるようです。

なぜ、後ろ開きが多いのか?
私も正確な理由は分かりませんが
20年近く子供服に関わってきて未だに後ろ開きが多いという事は
ヨーロッパでは前開きの要望が多くないという事なのでしょうね。

デザインする側の立場で私の個人的な想像で考えてみると
前にボタンが無い方がアップリケや刺繍の場所を考えずに
思い通りにデザイン出来るからなのかと。
機能性を重視する日本、デザイン性を重視するヨーロッパと
勝手に思っています。

なるべく展示会でも
前開き・スナップボタンのロンパースを探しておりますが
なかなか気に入った物が見つからないのが現状です。
その代わり、ヨーロッパらしい可愛いデザインの物や
脱ぎ着しやすいように上質なストレッチ素材を使用しているロンパースを取り扱っております。

また、股下のボタンがスナップボタンではなく
ボタンホールにボタンを通すタイプが多いのも特徴です。
忙しいママには面倒な問題ですよね。

この件は、以前ブランドの方に聞いてみました。
「どうして、スナップボタンにしないの?」と。
働くママが多い海外では
赤ちゃんと接する時間が少なくなる分
ボタンホールにボタンを通す手間をかける事で
赤ちゃんとのふれあいの時間を作っているとの事でした。
とは言え、スナップボタンの方が便利に決まっている!と思うので
なるべく展示会では理想のロンパースを探しています。

出産祝いや特別な日にはフォーマルな雰囲気のロンパースは
貝ボタンを使用しているデザインが多いですね。

どちらがどうという事ではなく
シーンによって使い分ける事であっという間に過ぎ去るベビーの時期を
色々なデザインのロンパースで楽しむのも良いかと思います♪
当店で出産祝いに人気のロンパースと言えば
イタリアブランド『Nicoletta Fanna』のロンパース。

襟には繊細で可愛い刺繍がデザインされ
どこか懐かしくクラシカルな雰囲気がプレゼントや
特別な日にオススメです。
被りタイプの貝ボタン・股下のボタンはスナップボタンです。

商品の詳細は写真をクリックして下さい。↑
プレゼントのご相談やお洋服について分からない事がございましたら
お気軽になんでもお聞きくださいませ。

渋谷・表参道にお越しの際は是非お立ち寄りくださいませ。